Q&A


★クラブについて★

Q1:クラブについて教えてください

    A. 神宮スケートリンクの保有チームとして発足されましたが、 今から約15年前にリンクでホッケーチームを持たないことが決定された際、当時父兄の一人であった鈴木勝氏(現事務局相談役)が中心となりクラブチームとして再発足し、 野村聡・現クラブ総監督にご指導をお願いしました。

    長期スパンのコーチングには卒業後の進学先からも高い評価を頂いています。 監督/コーチはプレイヤーの育成と、事務局と共に運営をコーディネーションしており、 各現場では父兄にもサポートしていただいています。


★練習について★

Q1:練習について教えてください

    A.年間の練習予定
    現在は、 日曜日18:30から、20:15から、 土曜日08:00から、日曜日08:00から、のいずれかが毎月の基本枠です。スケジュールや練習回数は、リンク事情や全クラスの練習回数を揃える等の事情により、変動する可能性があります。

    アイスリンクそのものが減少している中で、以前程自由に枠の確保は行えない現状ですが、 アイスリンク側始め関係者のご理解を戴きつつチーム運営を進めています。
    現在は各学年毎月約4コマの練習枠が基本ですが、上記事情により変動するケースがあります。
    (なお、大会が重なる場合には状況が許す限り練習日程を変更)

Q2:コーチングのモットーは?

    A.アイスホッケーは氷上の格闘技と言われるのと同時に、頭のスポーツとも言われます。
    常に360度意識し、一瞬で状況を判断する能力が求められます。 その為にも、与えられて練習をするのではなく、日々自分の力で悩み、考える力を養うことを尊重しています。

    本人に受け入れる準備ができてない状況下で、コーチがあれこれ詰め込むことは、一瞬の上達につながれども長い目で捉えれば全くプラスにならないと考えています。


Q3:ホッケーノートとテーブルホッケーとは何ですか?

    A.監督/コーチとの交換ノートの事で、質問、相談の内容は自由です。
    今まで低学年で行っておりましたホッケーノートを全学年にて行う事としました。

    子供達の自発性を一番に重んじておりますので、子供達が自ら鉛筆をとることが大事であり、親に強制的に書かされる質問は意味が薄いと考えます。

    ご質問に対し満足のいく回答とならないことも多いかもしれませんが、監督/コーチがどのような考えでホッケーを教えているのかをご父兄やプレイヤー各位にご理解戴くことは意味があると思っています。

    また、陸トレの時間帯を利用してボードを使って頭で学習するテーブルホッケーの時間を月に1回程度設けて参ります。


Q4:アイスホッケープレイヤーとして小学生はどのような時期ですか?

    A.小学生の間は基本をしっかり身につける段階です。中学生、高校生、大学生、社会人で一流のプレイヤーとなる為の基礎固めの時期と考えています。

    小学生の間は、結果はあまり重要ではなく、事実、小学生の間は結果を余り残せなかったプレイヤーが、中学〜高校の間に大きく飛躍するケースを沢山見てきています
    特に中学生頃になると体格に格段の変化が表れる為、小学生の時の基礎の有無がとても明確になります。


Q5:上達する為の秘訣を教えてください

    A.他のスポーツと大きく異なるのはスケーティング技術の違いが大きな差になるという点です。アウトエッジ、インエッジを正しく習得することで見違える程アイスホッケーが上達します。

    スケーティングは地味な練習ですが、是非継続して下さい。
    ただし間違ったスケーティング技術を一旦覚えてしまうと、一定以上の上達は難しいので、 きちんとしたスケーティング技術を習得できるようにされて下さい。

    又、 自宅ではハンドリング練習を是非行って下さい。具体的練習方法は色々ありますので、コーチに尋ねて戴ければ、本人にあった練習方法を発見できると思いま す。スケーティング、ハンドリング、神宮の週1回の全体練習と、本人の自発的な意識で、飛躍的に上達することが可能です。

    「本人の自覚」という部分を一番重視しており、如何に本人が自覚できる環境を整備するかという点が上達の秘訣と考えています。


Q6:他のスクールへの参加はどうでしょうか?

    A.ゴルフ等と同じで、コーチにより教え方が全く異なります。
    複数のスクールに参加をすることでプレイヤーが混乱をするという話は良くある為、プラス面だけではなくマイナス面もあることは理解をお願いします。
    そうしたことも理解の上で参加をするのであれば、仲間や視野を広げることにつながり意味があることだと思います。


Q7:カジュアルホッケーは意味があるでしょうか?

    A.他のスクールと同じような話になります。
    スケーティング、ハンドリング、週1回のクラブ練習で十分上達できますが、特に小学生の間はカジュアルホッケーを通じた仲間作りといった広がりもありますので、アイスホッケーがより楽しくなる機会作りの一助になると思います。


Q8:スケーティング教室について教えて下さい

    A.毎週2回を基本に開催をしています。リンクは平日も大変混雑している為、リンク側のご協力を得て有償ベースで一部貸切させて戴いています。

    当クラブでは、スケーティングを最重要視している為、できる限りスケーティング教室に参加してヒントをつかんで頂き度いと考えています。継続して毎回参加をしている子は結果がついてきています。
    スケーティングはすぐに習得できるものではなく、ある程度のレベルになるまでも長い時間がかかるのが実態ですが、 これも中学生くらいで格段の差が出ています。

    スケーティング教室はその重要度から、他チームには門戸を開いていません。 試合に不可欠なパワースケーティングを凝縮した内容なので、他チームからのお問い合わせも多いのですが、クラブの看板トレーニングなのでお断りしている次第です。

    尚、一定レベルに達していないお子さんは、17:00や17:30で全体練習を終了して戴いています。スケーティングスキルの高いプレイヤーは長時間集中して滑ることができますが、 小さなプレイヤーにとっては45分集中して行う方が効率も良く、結果的に密度は同じであると考えています。
    リンクは18:00迄使えますので、全体練習が終了したプレイヤーは、外周で自分のペースで自主練をするのは大変効果的です。


Q9:DF、FWはどうやって決めるのですか?

    A.選手個々の特性を見極め、監督/コーチで判断させて戴いています。
    個々の成長の状態や周囲とのバランスでポジション変更の例もあります。



Q10:ゴーリー育成方法を教えて下さい。

    A.ゴーリー志願者がいる場合、それに沿う方向で検討をします。
    高学年以上ではゴーリーとプレイヤーの併用は行わず、専属ゴーリーとする方針です。
    ゴーリーコーチもおりますし、小学生に対して中高生が指導に当たる場合もあります。
    これは互いにとって非常に良い刺激になると考えられています。



Q11:海外サマーキャンプについて

    A.特に小学生の間は、アメリカ/カナダの子供達よりも日本の子供達の方が圧倒的に上手であると思います。日本は基本をとにかく重視をするので差がでるのではないでしょうか。
    経験という意味で海外のサマーキャンプに参加してみるということは否定しません。
    NHLでの差は、日本人との持って生まれた体格と、裾野の広さの違いがあると思います。
    そのような中でも日本の少ないホッケー人口の中で、世界ランキングが男子は20位以内、 女子は10位以内というのは驚異的であると思います。



Q12:夏合宿について

    A.毎年の10日間の合宿はクラブの名物であり、スキルも精神面も大きく成長するのがこの夏合宿です。
    父兄のご協力を得て充実した合宿が長年継続出来ています。
    今後、合宿内容を父兄皆さんへご報告できるよう検討しています。



Q13:年間の費用について教えてください。

    A.レギュラー練習と、参加必須の4大会だけの参加の場合、約20万円。
    春/夏合宿は全て参加で約20万円。
    スケーティング教室に全部参加をすると年間約20万円。
    特別練習が月1-2回とすると年間約5万円。

    以上を中学生が全て参加した場合年間約60-70万円です。 任意参加の大会に参加する場合は別途費用が発生します。

    自宅ハンドリング等の自主練を行えば、 レギュラー練習、参加必須4大会、スケーティングに定期的(例えば週1回)に参加をするだけで、十分に上達をすることは可能です。
    この場合の費用は年間約30万円です。



★試合について★

Q1:試合での選手起用の考え方を教えて下さい

    A.各試合はあくまでも勝利を目的に戦います。
    大差がついた試合においては、全員が試合に出られるように配慮を致しますが、ベンチの中でも学ぶところは沢山あるというのが基本の考え方です。


Q2:専属ゴーリーがいない場合どうするのでしょうか?

    A.低学年はプレイヤーに持ち回りでゴーリーを行って頂きます。
    試合は常に勝利が目的ですが、志願者がいない状態で確定のゴーリーをお願いする方針はありません。即席ゴーリーであるハンデを、各選手が補おうとすることで、長い目で考えればより強いプレイヤーが育つという面もありますし、ゴーリーの役割への理解が深まります。

    高学年以上は専属ゴーリーを作る方向ですが、強制的な話ではありません。 全く専属ゴーリーがいない年は、関東域内の他チームからの移籍者を探します。 場合によっては、1年間だけのレンタル移籍という方法もあり得ます。

    いずれの場合にも達しない場合は、持ち回りでゴーリーを行うのか、または他チームとの合同で試合へ参加するかを、父兄との話合いで決定するプロセスをとります。
    例えばホッケーが盛んな北海道の小学生も、最近では単独チームで試合に参加するケースは稀であり、殆どが合同チームで大会に参加しています。
    他のチームの子供達と一緒にプレイをすることはプラスの面も多いと考えています。



Q3:試合で人数が少なくても大丈夫でしょうか?

    A.大丈夫ですが怪我をさせないことは重視しています。プレイヤーは最低7-8人いれば十分に戦えます。試合を通じて飛躍的に体力がアップするのも実情です。

    試合人数に達しない場合は他チームとの合同参加となります。
    連盟の下、各チームの協力体制が構築されております。



Q4:練習試合は意味があるのでしょうか?

    A.大変意味があると思っており最近増加をさせております。
    神宮の枠がレギュラー練習で埋まってしまうため、他のチームの練習枠をシェアして貰う必要があり、他チームの方々にお願いしているのが実情です。


Q5:事情で試合に参加出来ない場合、その間の練習にも参加出来ないのはなぜ?

    A.試合経験は精神的・技術的成長に不可欠と考えており、例えば親が「うちの子はまだ練習が必要」と判断して練習を優先する選手が増えるとホッケースクール化してしまいますので、 線引きしていただく為に設けたルールでもあります。

    また任意参加の大会は参加人数で費用を頭割りする為、過去には参加者が少なすぎて父兄間で問題になりました。そういった理由もあります。ただし、学校行事など様々な事情があることですので「練習禁止」ではありません。別途予めご相談ください。
    原則として同じ日程で試合と練習が重ならないように配慮しています。


★その他★

Q1:東京選抜チームの仕組みを教えて下さい

    A.
    <高学年>
    都内チームで監督会議を行い、投票制で選手を決定します。
    選考基準となるのは春の都大会が主です。
    代表チームのキャプテンは優勝チームから選出されることが通例で、 選手は合計22名(G2、DF8、FW12)です。
    7月に苫小牧で行われるサマーカップと、3月に軽井沢で行われる全国少年アイスホッケー大会(通称・全チビ)に出場します。
    いずれの大会も、居住地・学校所在地に関わらず、在籍チームが所在(連盟登録)している各都道府県の選抜チームで出場します。

    <中学生>
    監督推薦を元に連盟会議で代表候補選手が選出されます。
    代表候補選手が数回の強化育成練習を経た後、改めて代表選手決定トライアウトが行われ、最終的に17名(G2名、DF6名、FW9名)になるのが通常です。
    高校生もほぼ同様の形式で決定されます。

    東京都所在の中学校に在籍する者が出場権のある 全国中学校体育大会(通称・全中/日本中学校体育連盟主催)と、 東京都所在のチームに在籍する者が出場権のある 全日本少年アイスホッケー大会(日本アイスホッケー連盟主催)の2つの全国大会があります。
    いずれも開催地は毎年変わります。



Q2:練習に参加している大学生について教えて下さい

    A.東京医科大学アイスホッケー部は、野村総監督が当クラブ監督就任前からコーチを努めています。(学校の体育会ですので監督は学校の先生です)

    現在11名の選手が所属し、神宮ジュニアと合同練習を行っている兄貴チームです。
    日頃の練習や神宮の夏合宿では裏方で細やかなサポートをしていただいています。
    その年の様々な状況にもよりますが、神宮ジュニアの選手は東医の合宿に参加することが可能です。文武両道の姿勢や礼儀作法など、当初からとても良い影響を与えていただきながら今に至ります。



Q3:将来の進路について教えて下さい

    A.高校・大学では学校生活の中でアイスホッケーを学びたいというOBが、 北海道、青森、宮城などで活躍しています。
    関東大学リーグや日本代表で活躍する選手も多数おり、近年は大学卒業後にプロアイスホッケープレイヤーとしてアジアリーグで活躍するOBも出始めました。
    そうした道に進みたい場合には監督にご相談下さい。



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